4月29日 タテハモドキ(福津市手光ビオトープ)後翅が破れています。越冬個体のようです。南方系のチョウである本種もついに福津市で定着したようです。
4月29日 クロツバメシジミ3態(上:福津市勝浦T神社 中:宗像市鐘の岬 下:宗像市H公園)H公園では4年前の本種の生息を確認しましたが、食草のメキシコマンネングサの分布拡大に伴って今回は生息域をさらに広げていました。
4月29日 ツマグロヒョウモン ♂(宗像市池野)
4月29日 ツバメシジミ ♂(宗像市山田蛍の里運動公園)
2020.4.12 ツバメシジミ ♀(福津市許斐山山麓)
3月25日 アサギマダラの5齢、4齢、2齢幼虫(3.25 宗像市城山山麓)
3月25日 スジグロシロチョウ ♀(3.25 宗像市城山山麓)産卵しているメスです。
3月25日 ベニシジミ春型 ♂(3.25 宗像市鐘崎鐘の岬)路脇のハマダイコンの花で吸蜜している綺麗なオスでした。
3月24日 ルリタテハ ♂(3.24 宗像市名残)ポカポカ陽気の中、テリトリーを張っていた越冬個体でした。
福津市の手光地区の畑で越冬したタテハモドキがいるとの情報を蝶友のS氏から聞き早速行って来ました。畑の畔を歩いているとそれらしいオレンジ色のタテハが飛び去って行きました。おそらくタテハモドキだったろうと捜しましたが見つけることができませんでした。代わりにクロアゲハの蛹と越冬したキタテハの写真を撮ってきました。
3月18日 モンキチョウ ♂(3.18 福津市新原奴山古墳) じっと止まっている越冬個体のオスです。越年蝶(おつねんちょう)とも呼ばれています。
3月18日 キタテハ(3.17 福津市手光) 地面に止まって日光浴をしていた越冬個体でした。
3月18日 クロアゲハの蛹(3.17 福津市手光)と成虫(♂)柑橘系の枝に付いていた越冬蛹です。蛹の角の形でクロアゲハとわかりました。右下はクロアゲハ ♂ の標本写真です。
蝶友のN氏、S氏、A氏と友に宗像市の湯川山山嶺とふれあいの森へ行ってきました。目的はアサギマダラ幼虫がシタキソウも食べているのか(食草なのか)ということです。アサギマダラの食草はキジョランが良く知られていますが、今回はシタキソウが多く繁茂している湯川山山嶺とふれあいの森への調査です。残念ながらシタキソウから幼虫を見つけ出すことは出来ませんでした。しかし蛹とキジョランについている幼虫を見いだしました。
3月4日 アサギマダラの蛹(3.3 宗像市ふれあいの森)と成虫(過去の写真を参考に:2018.5.22 宗像市織幡神社)アサギマダラの幼虫調査へ宗像市のふれあいの森に行ってきました。途中むなかたアサギマダラの方々にお会いすることが出来、蛹がついている場所を教えてもらいました。食草のキジョランではなく別の植物の葉に蛹化していました。いつ見ても美しい翡翠色です。写真で改めて見ると成虫の翅脈がうっすら見えるようです。例年以上に暖冬の今年は成虫の発生も例年になく早いようです。
3月4日 アカタテハの終齢幼虫(3.3 宗像市湯川山山嶺)と成虫(2.21 福津市久末ダム) アカタテハの幼虫は食草のカラムシの葉で作った巣の中に潜んでいるので容易く見つけ出すことができます。成虫の方はホトケノザで吸蜜していました。越冬個体で羽が破損しています。
令和2年度(2020年)になって、久しぶりに福津市の里山(八並)にいってきました。暖冬と言われていますがこの日(1月17日)は今年一番の寒気団に覆われとても寒い一日でした。動き回っている生物は目にできませんが越冬している昆虫の姿(形態)や昆虫の痕跡を見ることができました。
1月17日 ナガサキアゲハの蛹(越冬)とナガサキアゲハ ♀の標本(福津市八並)
1月17日 クスサンの繭(抜殻)とクスサン ♀ の成虫標本(福津市八並)桜の枝にについていました。
6月 ルリタテハの卵と幼虫、そして標本写真(宗像市名残)
10月29日 クロコノマチョウ秋型 :福津市大森神社
10月21日 キタテハ :福津市手光
10月21日 ホウジャク :福津市手光ビオトープ
10月21日 クロマダラソテツシジミ♂低温型 :宗像市織幡神社
10月21日 タテハモドキ秋型(福津市手光)福津市では初めての記録?ではないかと思います。手光に隣接する冠山を隔てた宗像市の大井ダムで数年前から生息しているので、そこからやってきて繁殖してのでしょうか?
10月21日 ヤマトシジミ ♂ 低温型(福津市手光)
10月17日 クロツバメシジミ 上写真(橙紋型)下写真(黒紋型) 福岡県準絶滅危惧種 福津市勝浦 福津市の新産地です。
10月19日 アサギマダラ♂ 宗像市山田蛍の里 宗像アサギマダラの会が植栽したフジバカマに多数のアサギマダラが群れていました。ここで休憩しエネルギーを補給して南へ旅立つのでしょうか?
10月17日 クロマダラソテツシジミ ♀ 宗像市神湊
10月19日 ウラナミシジミ ♀ 秋型(福津市手光)表翅のブルーがとても美しい写真が撮れました。
2019年9月12日 蝶仲間のT氏の案内でかつて(50年前)珍稀種のタイワンツバメシジミが生息していた篠栗町の某所をN氏とともに訪れました。私自身20年振りに訪れた場所でした。予想通りタイワンツバメシジミは見出すことはできません(絶滅?)。代わりに夏眠あけのミドリヒョウモン♀に出会いました。
9月12日 ミドリヒョウモン ♀ :管岳 登山道周辺の杉林でT氏が見つけました。夏眠明けメスです。観察していると杉の幹で産卵行動をしています。以前、メスグロヒョウモンのメスが屋根の材木で産卵していたと報告がありましたが、ヒョウモンの仲間には同様の習性があるのでしょうか?
9月12日 キマダラセセリ ♂ :呑山観音周辺
9月12日 イチモンジチョウ ♂ 呑山観音周辺
2019年9月18日 コムラサキの3化がそろそろ現れているなと思い福津市唯一の産地出る西郷川周辺のタチヤナギの群落へ行って来ました。併せて宗像市の大井ダムのタテハモドキと鐘崎のクロマダラソテツシジミを観察してきました。
9月18日 コムラサキ ♂:西郷川周辺タチヤナギ群落
9月18日 コムラサキ ♀ :西郷川周辺タチヤナギ群落
9月18 クロマダラソテツシジミ ♂ :宗像市鐘崎 見た目は可憐で可愛いシジミチョウですがソテツを食害する害蝶?です。5年続けて夏から秋にかけて発生しています。もう北九州では定着したのでしょうか?
9月18日 タテハモドキ:宗像市大井ダム
9月10日 ミヤマカラスアゲハ♂ 岡垣町手野集落 手野谷渓谷側から孔大四山へ登る林道の湿った場所で吸水に来ていました。綺麗な夏型で前羽に本種の特徴である白い帯がはっきりと見えます。
9月10日 イシガケチョウ♂ 岡垣町手野集落 手野谷渓谷側から孔大四山へ登る林道の湿地でミヤマカラスアゲハ、モンキアゲハ等と一緒に吸水にきていました。
9月10日 クロセセリ 岡垣町手野集落 手野谷渓谷側から孔大四山へ登る林道 山芋の葉に止まっています。山芋の葉はダイミョウセセリの食草で、クロセセリはヤブミョウガの葉を食べます。
9月10日 カラスアゲハの3齢幼虫と成虫の標本写真 岡垣町手野集落 手野谷渓谷側から孔大四山へ登る林道でオナガアゲハの幼虫探しに行ったのですが、オナガの食草のコクサギの葉にカラスアゲハの幼虫がいるのをS氏が発見しました。コクサギの葉の付き方は右右左左と2枚ずつ交互にでているとのことでした。
9月10日 アオスジアゲハの3齢幼虫と成虫の標本写真 岡垣町手野集落 手野谷渓谷側のタブノキの葉についていました。食草はクスノキ、ヤブニッケイ等がありますが、タブノキを一番好んで食べるようです。
8月21日 カラスアゲハ♂:鼓島周辺 海岸沿いの水たまりに数頭のオスが吸水にきていました。塩分が多い水たまりはミネラル豊富でチョウの好みなのでしょうか?
8月21日 キアゲハ♂:渡半島北部
2019年7月17日 (犬鳴林道) トラフシジミ夏型 5月に林道のポイントで春型を撮影できたので、夏型の写真もと思って出かけました。薄曇りで諦めかけたとき、陽が射し目の前に現れてくれました。個体数は春型より少ないようです。
2019年7月17日 (犬鳴林道) カラスアゲハ ♂ 夏型 林道の水たまりに2頭の黒いアゲハが吸水にきていました。観察してみるとその内の破損した1頭は前翅に白い線を持ったミヤマカラスアゲハでした。破損のない方を撮影したのですが、こちらはカラスアゲハでした。
2019年6月17日 シルビアシジミ(M市) 福岡県絶滅危惧Ⅱ類福津市在住のN氏に希少な本種の生息地を教えてもらいました。現地に着くとチラチラと飛んでいて、すぐに発見できました。
2019年6月17日 ツバメシジミ ♀(夜須高原の森) 普通種ですがこの時期のツバメシジミの翅はとても綺麗です。
2019年6月1日 ウラナミジャノメ(宗像市名残) 福岡県絶滅危惧Ⅱ類 ことしも出会えました。希少な本種も福津・宗像市では普通種並みに観察することができます。
2019年6月1日 メスグロヒョウモン ♂(宗像市名残) 福岡県準絶滅危惧種 以前は中々出会えない希少種でしたが、宗像市の名残では栗の花の咲くこの時期に、ネズミモチやセイヨウイボタノキの花にやってくるのを観察できます。
2019年6月1日 ヒメキマダラセセリ ♂(宗像市名残) 福岡県準絶滅危惧種 セセリチョウの仲間は地味な種が多いですが、本種は鮮やかなオレンジ色の翅をもっています。希少種ですが福津・宗像では田んぼの畔などで良く観察できます。
2019年6月1日 イチモンジチョウ ♂(宗像市名残) 普通種ですが個体数が減っているように感じます。花が良い匂いのスイカズラを幼虫は食べて育ちます。
2019年5月22日 コムラサキ春型(福津市西郷川花園側の柳群落)2月に2齢幼虫を調査した場所で羽化した成虫です。かなりの数のオスが縄張り争いをし飛び回っていました。
2019年5月21日 ナガサキアゲハ♂(宗像市新立山登山道入口) オスは前翅付根の赤い三角紋とビロード状の濃黒紺色の翅が特徴です。
2019年5月26日 サトキマダラヒカゲ(宇美町四王寺山)アカシジミを捜しにクヌギ・コナラ林にいきましたが見つからず、本種が飛び回っていました。
2019年5月21日 クロセセリ ♂(宗像市新立山登山道入口)羽化したばかりの春型です。
2019年5月30日 アカイロトモエ(宇美町四王寺山遠見所)アカシジミを捜している途中に本種が現れ、橙色をしているのでドキッとしました。残念!
2019年5月28日 ルリシジミ ♂ (写真上)・♀ (写真下)(宗像市正助村) 普通種ですがこの時期のルリシジミはとても綺麗です。
2019年5月30日 モンキアゲハ ♂(宇美町四王寺山大原山)山の尾根の蝶道を飛び回っていました。多くが翅の破損がひどかったですが、この個体は完品に近い個体でした。
2019年5月7日 オナガアゲハ ♂ 春型 福津市本木小越林道
形のはっきりしないピンボケの写真ですが福津市では初記録の記念すべき写真です。アカシアの棘に服がささっているとき、急に黒っぽいアゲハが黄色い花に吸蜜にやって来ました。てっきりクロアゲハかなと思ったら尾状突起の長いオナガアゲハでは在りませんか!あわててシャッターを押したのが上のピンボケ写真です。参考に2000年5月に一山越えた古賀市の清瀧で採集した本種の標本写真を載せています。
2019年5月11日 ナガサキアゲハ ♀ 春型(宗像市大島)夏蜜柑は大島の特産品ですが、それを食草にするアゲハ類が多く生息しています。本種もその一つです。
2019年5月17日 クロコノマチョウ春型(福津市本木祥雲寺林道)
林道の竹藪から急に現れました。越冬型かなと思ったら、前翅端のとがりが小さい春型でした。
2019年5月17日 アサギマダラ(福津市本木銅山跡林道)食草のキジョランに付いていた幼虫も蛹から羽化する季節になりました。林道内で3頭の成虫に出会いました。このチョウもやがて北へ向かうのでしょうか?
2019年5月17日 クロアゲハ ♀ 春型(写真上)・カラスアゲハ ♂ 春型(写真下)(福津市本木銅山跡林道の溜池斜面)カラスアゲハのオスが種が違うクロアゲハのメスに盛んに何度も求愛活動をしていました。これはすごいと思い、その様子を写真に撮ったのですがピンボケでした。とうとうカラスアゲハのオスは、クロアゲハのメスに拒否され諦めて飛んでいきました。
2019年5月11日 イチモンジセセリ♂(宗像市大島)大島にはセセリチョウは、2種類しか確認されていませんが、本種はその一つです。春から晩秋まで現れますが、秋になると大発生して稲を食害することで知られています。